■ストックフォトで稼ぐことを目指す!奮闘記#8
写真を趣味としている私ですが、取りたい写真は新緑の時と紅葉の時の風景写真、それも最近は山岳風景に入り込みたいな、と思っています。
そうするとカメラを持ち出すのは基本的には4~5月と9~11月という時期に限られてしまいます。
その時期毎週末では撮影に行けるかと言えば、それは時間的にも体力的にも金銭的にも厳しいものがあります。そうなると、実はそれだけの目的で年間撮っている写真は駄作も含めたシャッターを押した回数、ということでおそらく1,000回(1,000枚)くらいでしょう。
そこからこれはまずます、と思える写真はどんなに高確率であっても20~40%くらい。そしてその中からさらにストックフォトにアップすることができるかな、と思える写真はその中でさらに20~30%くらいでしょうか。そうすると、1,000枚撮っても登録申請にたどり着く写真は自分自身によるセレクションだけでももう100枚程度に減ってしまいます。そこからさらに審査で落ちてしまうことを考えると、1,000枚の登録を目指すためには、もっともっとたくさん写真を撮らなければだめということになります。
写真は数多くとらなければ絶対うまくならない、という話を聞いたことがあります。私もこのストックフォトを一生懸命やり始めて改めてその格言を心に刻み込みなおしました。
そうすると自然に、どんな写真だったら審査に通るのかな、ということを考えながら日常生活の中で、この場面はカメラを向けてみるといいな、と思える光景に前より遭遇するようになってきました。というか、今まで見えていなかった、興味を持っていなかったものが被写体として自分の中で認知されるようになってきた、ということですね。
その状態になって撮った写真がこちらです。
正直に言いますが、今更蝶々に興味があるわけではありません。
花に特段の興味があるわけでもありません。
でもこの時見たアゲハ蝶はよく見る黄色い羽根でもなく、黒い羽根でもなく珍しい色をしていたので、とても雰囲気を感じました。
最初に見かけたのは犬の散歩でそこを通ったときでした。ゆえにカメラは持っていません。
散歩が終わって改めてカメラを持ち出しもう一度その場所に行ってみました。そうしたらラッキーなことに再びこの蝶がこの場所に来てくれたのです。犬の散歩のときは3頭(庁は匹でも羽でもなくこのように数えるのだそうです)がじゃれあうように飛んでいたのですが、カメラを持ち出したときはこの1頭だけでした。
蝶を撮るなんて本当に久々です。そしてなかなか1か所には留まってくれません。とっさに、ああ設定はどうしよう、絞り優先で行くか、シャッタスピード優先で行くか、エイヤッで決め(なぜかプログラムオートで行こうという頭は働きませんでした)バシャバシャとっていきました。結果ピントが合っていない写真続出でしたが、何とか数枚は申請できそうだな、という写真が撮れていました。これまでの自分であればいい感じだな、としか思わなかった光景です。こうやってストックフォトのことを考えるようになって、明らかに写真に触れる機会はこのところ増えました。そしてどのような写真であれば売れるかな(その前に審査に通るかなですが・・・)を考えるようになったことが、写真を撮るということの幅を確実に広げている気がします。これを続けていけば、少しはプロに近づいていけるかもしれない(さすがそれは無理か!?)と勝手な妄想もしています。でもこうやって写真を撮るようになれば、確実に登録申請に使える写真が増えていきますよね。とはいえ、私の場合仕事が休みなのは日曜日だけなので、1,000枚登録までは長い道のりですが、焦らずじっくり1年以内にゴールすることを目標に取り組んでいきたいと思います。
今日の教訓:日常の中で被写体を見つけてどんどん撮ってみよう!