■ストックフォトで稼ぐことを目指す!奮闘記#71
さて、今回は困りました。
この結果をどう受け止めればよいのか。
晩秋、紅葉撮影のために東京・奥多摩に出掛けました。
残念ながら、これはすごい、という紅葉風景に出会うことはなかったのですが、まあこれでならストックフォト向けには素材となる写真は撮れるな、という場所はあちこちにありました。
撮影枚数だいたい300枚程度。
その中から70枚ほどに絞り込んで、RAW現像時にほぼいつもと同様のコントラスト等の調整を行い、ここ数回同様に、アドビストックとPIXTAに同時に登録申請を行いました。
そしてまず第一弾の回答がアドビストックで出ました。
申請の翌々日には、申請却下の通知が届きました。
すぐさま届いたと言ってもよいくらいのスピード感ですね。
そしてもうわかりました。アドビストックでこのスピード感の時はだめです。
見事に却下。
そして今回の理由は、「類似の写真が提出済み」
そうなんです。類似の写真と言っても、同時に登録申請をしたものなので、まだそれらは採用されるのか却下なのかも決まっていない写真群です。
ですがやはり自動的に識別するソフトがあるとしか思えません。
あっという間に識別判定をされてしまいました。
とは言え、残りのものがすべて採用されるのであれば全く問題ありません。
それから待つこと約1週間強。
残りの写真はどうなるのかな、と思って待っていたのですが、
何と!
ほとんどが却下となってしまいました(下の写真の右側)
採用されたのはわずかに5枚。
アドビストックに登録を始めて以来初めての、屈辱的な低採用率です。
何と採用率7%。
とほほ、という状況です。
そして不採用の理由は、いつも同様「技術的な問題」です。
愚痴になりますが、これでは何が問題なのか自分では見つけ出せません。素材の問題なのか、構図の問題なのか、RAW現像時の過剰な調整が問題なのか。
今回の写真は、多少見栄えをよくするために、現実に見たものより、気持ちだけコントラスト、色彩を強めにRAW現像を行い、登録申請を行いました。
とは言っても、街で時々見かけるどう見ても現実離れしているでしょ、というような過剰調整は一切行っていません。
しかしながら、何をここで言おうと、ダメなものはだめ、という判断です。
アドビストックの基準レベルに到達していない写真であった、としか言いようがありません。
もちろんピンボケ等の写真は一切ありません。
絞りもほぼすべての写真で、そこそこ絞り込んで撮影していますので、パンフォーカスについても問題はありません。
ISO感度も上げて手持ちでもブレが出ないようにしています。
一瞬、ISO感度を高く設定したことによる画像の粗さが問題か、と頭をよぎりましたが、それであれば、全申請枚数が却下になるはずで、ごく一部だけ採用される、ということはないはずです。
ん~ん、そうなると何が敗因だったのでしょうか。
「技術的な問題」
と言われる内容での敗因が見つからないのが毎回の悩みです。
そしてこの結果が、PIXTAでも同様であればまだ反省すべき材料がいろいろ見つかるのですが、PIXTAの方も今回は少々時間がかかりましたが、結果が判明し、アドビストックとはやや異なる結果が出てきました。
少々長くなってきましたので、このテーマで次回に続けます。
今日の教訓:低採用率でもあきらめずチャレンジあるのみ!