■ストックフォトで稼ぐことを目指す!奮闘記#67
前々回PIXTAでついに登録枚数1,000枚に到達しました、
というご報告をしました。
1,000枚到達したから一気に売れ出すだろう、となると皆さんにも鼻高々でお話ができるのですが、世の中そうは甘くはありません。
実は、PIXTAでは定額制の方で、5カ月連続で買ってくださる方が現れている状況でした。定額制は毎月固定料金を払っている方が一定枚数までダウンロードできる、というサービスですね。
現在では月3枚までで1,980円という料金設定になっています(2021年12月現在)。
お金を払っているから、何に使うか決まっていなくてもダウンロードしよう、とか法人契約でダウンロード枠がかなりあるから、これもダウンロードしておこう、というようなユーザーの方が割と気軽に利用してくださるがゆえに、私の写真も選ばれたのだと思っています。
2011年にPIXTAと初契約した当時は、まだこの定額制(いわゆるサブスクリプションですね)のサービスがなかったために、単品購入してくださった方が現れました。当時は、そのありがたみがよくわかっていなくて残念なことをしましたが、2020年に再開して以降、残念ながら単品購入してくださった方は、私の場合はまだゼロ行進です。
とにかく気長に頑張るしかないですね。
以前にも記しましたが、あくまで登録枚数1,000枚は通過点でしかない、ということを肝に銘じ、まずはアクセスのある写真は何か、ということを掴むことを次の目標にしたいと今は思っています。
2011年当時に登録した写真は別にして、2020年以降の再開後に登録した写真で、アクセス数が100を超えた写真すらまだ出ていません。もちろんアクセス100も一つの目安でしかなく、100アクセス超えれば買われる、ということもありませんし、10アクセスしかないのに買ってくださる方に巡り合った、ということもすでに起きています。
あくまでその方のニーズに合致するかどうかが最も大事なポイントであることは誰が考えても疑う余地はありません。
しかし、似たような状況の風景写真でも、極端にアクセス数に差が出ることもあります。
この2枚の写真どちらがお好きでしょうか。
紅葉に興味のない方にとっては全く心動かされない写真かもしれないのですが、私にとっては明らかに下の写真の方が好みなのです。
RAW現像の仕方もこうやって比べると正直さがありますね(へたくそです)。下の写真の方が、きれいに色が出せている状況でした。
そして手前の水際のラインも、下の写真の方がアクセントがあって個人的には好みです。
しかしです。
実際のアクセスは、上の写真の方がなんと10倍近くあるのです。
まあ、現時点ではどちらも売れているわけではないので、あまりこの議論の価値もないかもしれませんが、そうは言ってもアクセスがないことには販売につながる可能性も低いということは誰が考えても明らかですので、アクセスは多いに越したことはありません。
10倍も開きがあるというのは何かも間違いかもしれません。ですが、この写真以外でも似たような写真でありながらアクセスに開きがあるものはやはり出ます。
補足ですが、登録キーワードに基本的には違いはありません。たいていコピー&ペーストで同じものを張り付けて登録申請していますので。
いずれにせよ、多くの枚数を登録するからこそこのようなこともわかってきました。一体どれだけやれば売れるの?という声も聞こえてきますが、地道な努力の積み重ねしかない、と諦めて、良い写真を撮る努力を続けましょうね。
今日の教訓:アクセスがあることを励みに登録申請を続けよう!