■ストックフォトで稼ぐことを目指す!奮闘記#2
2011年、PIXTAにフォトグラファー登録。今日は、PIXTAでの現状からお話します。
PIXTAでは現在5回ほど、私の写真をどなたかが買ってくださっています。
なんだ、1円も売り上げない、と言っていたのは違うじゃないか、と怒らないでくださいね。ストックフォトの場合、残念ながら1枚当たりの販売単価が安い、そして今は月額定額制という販売方法も出ているため、1枚売れても作者へのロイヤリティの支払いは残念ながら少額です。
そして、その額も一定額以上にならないとプールされるだけでフォトグラファーのところに振り込まれるのはお預けなのです。何年か経つとそれも無効になってしまうのかと思っていましたが、私の場合はいまだに販売実績はちゃんと記録されており、この先もし登録した写真が入れていくようになればかつて販売されてプールされているクレジット分も加算してくれるでしょう。
なので、現在登録している2つのストックフォトサイトの初売り上げはきっとPIXTAなのではないかと期待しています。
ちなみに、PIXTAでの初売り上げはこの写真でした。
この写真の時は、登録してから販売につながるまでそれほど時間がかからず、かつわりと短期間で2枚目、3枚目、と売れていったのでPIXTAへの期待も高まったのですが、残念ながらそこまででした。
一つの敗因は、販売することなど全く意識していなかったこともあって、写真のサイズが小さいのです。撮影時のカメラの設定でSサイズ、Mサイズ、Lサイズと3種類あるのですが、当時はまだフィルムカメラからデジタルカメラに移行して日が浅く、またサイズも大伸ばしのプリントをするのでなければ小さいものでもLサイズであれば十分と言われていた(実際十分です)こともあって、Sサイズでの撮影をずっとしていました。ゆえに、もし大きなサイズでのデータが欲しいとストックフォトサイトの利用者の方が思われても対応できなかったのですね。私の写真の場合。
今でも、撮影後の保存のことを考えると、LサイズではなくSサイズで撮影することもよくあります。ですが、ストックフォトへの登録のことを考えるとここはしっかり考えておく必要があります。PIXTAは今でも小さいサイズの写真であっても受け付けてくれますが、アドビストックの場合は、4MPが最小サイズとなっています。つまり低品質の画像では受け付けてくれないのです。
例えば、今私が使っているカメラの場合Sサイズで撮影すると、その画質は1000×1000となります。つまりこれが品質を表すことになり、この場合であれば**MPとなって、アドビストックの場合、そもそもその写真のアップロードが機械的に弾かれてしまいます。撮った写真を捨てるのがもったいなく、あまり良い出来とは思えないものも削除できずに保存したいと思う方であれば、策は2つしかありません。1枚当たりのサイズ(容量)を小さくするか、外付けのハードディスクを別途購入してそこに保存するかの2つです。以前の私の場合は、前者のサイズを小さくする、を選んでいましたが、ストップフォトに取り組む以上はそのやり方は変えないといけません。また、今持っているカメラは以前のものに比べると新しい機材になったこともあり、1枚当たりのサイズも驚くほど大きくなりました。そうなると、ダメな写真は可能な限り捨てるようにしていますが、外付けハードディスクもやはり必要と判断しました。現在のところは2TBのものを使っています。当面はこのサイズで充分なのですが、この先果たして充分と言えるのかどうか。どこかで外付けハードディスクのお話をすることもあるでしょう。
今日の教訓:ストックフォト用の写真は、ためらうことなく「大きなサイズ」で撮影しよう!