■ストックフォトで稼ぐことを目指す!奮闘記#18
数か月間の経験で、アドビストックについてはだいぶ理解が深まってきました。もちろんまだまだどのレベルの写真であれば採用され、どのレベルであれば不採用か、というところまではつかみ切れていませんが、この理由で不採用の時は仕方ないな、と精神的ダメージを受けることなく、受け止められるようになりました。
どんな理由かというと、
「類似の画像が提出済み」
という不採用理由です。
自分の中ではもちろん違う画像です。アングルだったり画角だったり、あるいは撮影場所が数歩分違う場所だったりと、両者を見比べれば当然写真をやっている人であれば違う写真だね、とすぐにわかるものであっても、片方は採用になってももう片方は不採用になるというケースはこれまでに何回も経験しています。
この差は何かと言えば、作者側視点とユーザー側視点の違いです。
作者にとっては当然別物の写真であっても、ユーザーつまり写真を買ってくださる方からすれば、そこまでのこだわりはないわけですから、似たような画像があればかえってまよってしまって結局は買わない、ということにもなりかねません。そこはおそらくアドビ側の今までの経験値の中で違いがあっても売り上げへの悪影響がないレベルのものなのか、やはり悪影響が出てしまう可能性があるものなのかを定量判断は厳しいとは思いますが、何らかの基準でもって評価判定しているのだと思います。
ゆえにそこはあきらめて審査結果を受け入れるしかないでしょう。
でも今回この記事を書くにあたって念のため、採用されたものと不採用になったものについて風景写真で2パターンあったので見てみました。
一つは似たような光景ながら、縦アングルと横アングルでの違い。これは行けるのではないかと思うのですが、横アングルは採用でも縦アングルは不採用でした。一方で、横アングルでは2枚採用されたのですが、その2枚、よく両方とも通してくれたな、と思えるものです。
この2枚、同じ場所ですが、若干だけアングルが違います。でもそれは撮った本人ですら忘れてしまっているくらい。
違いは時間差があることによる光の入り具合の差です。
上の写真は特に強い光がなく、満遍なく光が回っている感じの状態。下はお分かりのように黄葉(赤ではない部分)の部分に光が帯状に当たり、浮きあがっている感じになっている、という違い。
本当にこの違いを評価して両方とも採用してくださったかどうかは全くわかりませんが、かなり似た画像であっても採用されるケースもあるということはお分かりいただけると思います。
つまり、似ていると思う画像でも申請はどんどんするのが良いということです。
それで不採用であればそれは仕方ない、ということ。
写真を買う方もどの部分を評価して買ってくださるかは事後になってもわからないわけですから、とにかく手元に撮りためた写真は厳選しすぎに登録申請するべき、というのが私の考えです。
何度も繰り返していますが、審査料は無料で見てくれるわけですから。
どんどん登録申請しましょう。
今日の教訓:「採用―類似写真提出済み」は気にせずどんどんいこう!