大学の街が観光地?
1泊は無理でも日帰り旅行でロンドン以外の場所を味わってみたい、その筆頭候補の一つとしてお勧めしたいのが学生の街です。
とは言っても日本の学生街とは全く違います。そもそも日本において、学生の街と言えるところがあるのでしょうか。確かに東京の神田、御茶ノ水界隈は数多くの大学等の学校があり、昼間人口における学生の比率は高いでしょう。
日本最高峰の東京大学ではどうでしょうか。確かに本郷キャンパスは誰でも入ることができるので、初めてそこに足を踏み入れた際には、独特の雰囲気があったと思います(40歳過ぎて初めて筆者は行きました)。しかし門の外に戻ればそこは通常の社会。阪大、京大には行ったことがないのでわかりませんが、もしかすると京大はあの京都の街の雰囲気から想像すると良い雰囲気を持っているのかもしれませんが、それ以外は自分の通っていた大学を含めて、とても学生のためにある街、という風情はありません。
これが学ぶ場ということ?
もったいぶった言い方になってしまいましたが、オックスフォードそしてケンブリッジはそういう観点では全く異なる別世界がそこにはあります。
個人的にはケンブリッジの方がより強くその趣を感じるのですが、広大な敷地にある建物および緑のマッチングが非常に素晴らしいと感じるのです。映画ハリーポッターで寄宿舎をはじめとして色々な光景を見ることができたわけですが、まさにあの雰囲気でそれが大学と思ってください。

ケンブリッジ キングスカレッジ
初めて私がケンブリッジを訪れたときに思ったことは、自分がもし学生のときにこういう環境にいたならば、もう少し勉強に力をいれただろうにな、というものでした。勉強しない学生の典型的コメントでお恥ずかしい限りですが、全くそこは私が通っていた大学の雰囲気とは異なるものでした。
本当に勉強のできる人は周りの環境など関係なくどこでもしっかり勉強するわけですが、周りに流されるレベルの高くない一般学生であれば、あのような環境に放り込まれると自然と底上げされるであろう、という感じと思っていただければ嬉しいです(言い訳がくどいでしょうか(笑))。
学生の本分は学問である、ということを理解することができる町です。
そしてもしあなたがすでに学生ではなく社会人であってもこの街を訪れる価値は十分にあります。
改めて勉強し直してみたくなる!?
それは自分が勉強しなかったことを自覚する場所であるからです。勉強をせずに楽な道を選んだ、そして今の自分の生活がある。その生活に十二分に満足しているのであればあまりこの街を訪れても感じるものはないかもしれませんが、そうでなければ自分ももう一度勉強ということに意識を向けてこの先の人生、もう一段高いところに引き上げよう、という気持ちが芽生えるかもしれないからです。
少なくとも私の場合は、自分はまだまだ努力が足りないな、という気持ちになり、社会に出ても勉強し続ける必要があることへの向き合い方に少しは変化がありました。きっとあなたも何か感じることでしょう、この街で。