苦労の先にあるものこそ

海外旅行に家族で行く、たとえ決心したとしてもそれは決して誰にでもましてやすぐにできるものでありません。

お休みの問題、そして何よりもお金の問題、それ以外にも様々な問題があるでしょう。だからこそこの困難な目標を成し遂げる意義があると思いますし、それを成し遂げたときの喜びはまた格別のものになってくるのです。

楽して良い思いだけしようと思ってもそれは非現実的なことですし、思い出してみてください。あることができたときに、簡単にできてしまった時と苦労しながらなんとか出来上がったときとどちらがより嬉しく感じましたか、充実感がありましたか。

そう、やはり喜びの前には苦労を突破するというステップが必要なのです。

つまり決心したとしても何も行動を起こさず、ただ思っているだけでは決して目標は近づいてきてくれません。実現に向けての階段を明確に作り上げ、毎日一歩ずつ登っていく、そのプロセスまで作り上げなければ素晴らしいものは近づいてこないのです。

自分に自信を持つために

以前お話しましたが、お金を作るためには、入ってくるものを増やすか出ていくものを減らすしかない、という法則。

入ってくるものを増やすためには毎日着実に仕事をして実績を上げ、それを評価してもらって初めて昇給という形が見えてくる、そこに要する期間は通常の会社であれば少なくとも1年はありますよね。 途中で気を抜いてミスを連発しているようでは、昇給はとても見込めません。

毎日を大事にする、そのことからしか望む結果は生まれないことを再度噛みしめてみてください。

学校の勉強だって同じではありませんでしたか。もしかすると一夜漬けでたまたま勘が当たって試験の結果が良かったというケースもあるでしょう。しかしそれは学校の中間テストや期末テストのレベルでの話ではありませんか。入

学試験や、社会人になってからの大きな資格試験などではいかがですか。コツコツとやったからこそ結果が出たのであり、甘く見た方は残念ながら再挑戦、という結果になった可能性がかなり高いのではないでしょうか。

私自身の話で恐縮ですが、要領はよかったため、結構一夜漬けに近いレベルでの勉強で多くのものをクリアしてきました。当時はそれでよいだろうと思っていたのですが、改めて今、昔のことを振り返るとやはりそのつけは回ってきていることを痛切に感じます。

結局そのレベルの勉強では本当の学力は身に付きません。それだけではなくもっと大きな弱点は勉強していないことで自分に自信がないことなのです。

社会人になると(学校での)「ご専門は?」と聞かれることがたびたびあります。その時自信をもってこれです、と言えない恥ずかしさ、もどかしさ。

まだ「専門は?」と聞かれる程度であればよいのですが、社会人になってお給料をもらう、昔のように年功序列でそこそこの仕事をしていればある程度までの昇給昇格が見込めた時代と大きく違う今、自分が勝負できるものはこれだ、というものを持っている人とそうでない人では全く将来が異なってしまうと感じているのは筆者だけではないと思います。

だいぶ脱線してしまいましたが、この考え方は、海外旅行に家族を連れて行く立場の方であれば感じ取ることができると思います。夢を実現させる、目標を達成する、是非困難な道を日々の努力で打ち破ってください。

多くの方がこの壁を突破して、ご家族と一生の思い出に残る素晴らしい海外旅行をされることを祈っています。

そしてもしその行き先がイギリスであるならばそれはとても筆者にとって嬉しいことです。本当にイギリスに行くことが決まった方は是非ご連絡ください。お待ちしています。

ロンドン レスタースクエア