■ストックフォトで稼ぐことを目指す!奮闘記#60
紅葉の季節となりました。
私にとって一番撮影機会の増える時でもあり、その成果はストックフォトへの登録枚数にもつながる季節です。
とは言え、紅葉の写真は確実にRAWで撮りたいと思っていることから、RAW現像の手間がかかります。
1,2枚の写真のRAW現像であればすぐ終えることができますが、数百枚に及び写真の中からまずまずと思えるものを選び出し、そして現像処理(画質等の各種調整)を行うとなるとなかなか骨が折れます。それもまた写真の楽しみの一つではあるのですが、そうは言っても時間は必要です。
自宅のPCは画像処理を意識してかなりハイスペックのPCを購入したのですが、それでもRAW現像処理を行う際には本当に時間がかかります。エクセルで何らかの計算をさせる時のようなスムースさで行くことは有り得ません。
さてさて、余計な話はさておき、本題に行きましょう。
まず今回は、神奈川の有名な山域、丹沢に紅葉撮影に行ってきたときの写真についてです。実は昨年その場所に行ったときは、少々遅かったな、という状況だったので、今年は1週間早くに行ってきました。結果はまだまだ紅葉が始まったと言えるかどうか、というような初期段階で、ちょっとがっかりでした。そのため撮影枚数も想定よりはるかに少なく、逆に言えば、RAW現像も想定より早く終えることとなりました。
そして選び出した写真は約50枚。
今までの自分のノウハウからすれば、まずアドビストックにアップして感触をつかんでからPIXTAに登録、というのが定石なのですが、ここまでの経験値から、100%採用は無理にしても、それなりの確率で両サイトともこのくらいの出来栄えであれば採用してくれるだろう、という甘い考えに基づいて、同時にアップしてみました。あるとすれば、アドビストックの方で類似の写真、という判定を多数いただいて、採用率が下がる点かな、という想定です。
数日待って、結果が出ました。
それは(両者の採用率)、
アドビストック 87%
PIXTA 100%
さて、この結果をどう受け止めるか。
詳細の整理は次回行いたいと思います。
今回の丹沢の紅葉の中で、お気に入りの一枚はこちらです。
右下部分の紅葉がとてもきれいでした。
でも全体的にはまだ紅葉というには早いですよね。
左上の富士山との対比でみていただければ。
尚、この時取った多くの写真はプラス補正をしたものから選んでいますが、この写真だけはマイナス補正をした写真の中で、シャドーを引き上げるRAW現像をしました。マイナス補正でないと、富士山の雪景色の部分が白トビしてしまう状況でした。
基本的に風景写真の場合は、±0.3でのブラケティング撮影をしているのですが、この写真ではとても有効に機能してくれました。
今日の教訓:登録枚数を増やすには自分のお気に入り写真以外も登録してみよう!