■ストックフォトで稼ぐことを目指す!奮闘記#59
PIXTAはなかなか売れない、という話は今までもしてきましたし、その様な情報を目にする機会が皆さんもおありになるのではないかと思います。
改めて自分の状況を冷静に見つめなおしてみました。
もしこのストックフォトをビジネスとして考えたとしたら、全く話になりません。投下している時間に比して、得られる報酬は、国の定める最低賃金のレベルどころか、今の私では時給100円にも満たないレベルでしょう。
ですが趣味の延長線上で考えれば、自分の写真のクオリティを評価してもらった上で、多少なりともお小遣い稼ぎになるのであれば悪くありません。
できればストックフォトによって稼いだお金で、新しいレンズ1本買うことができました、というレベルに行きたいものですが、それはまだまだ遠い将来の話です。
その様な状況ではありますが、PIXTAの自分のアカウントを改めて見ると、枚数は少ない(極小レベルと言ってもいいです)ものの、連続して数か月間買ってくださる方が現れています。これが続いてくれると少しは嬉しいな、という状況です。
その中で改めて売れた写真を見ると、やはり自分がメインで撮っている写真ではありません。
私の写真の志向は基本、自然です。
つまり風景写真。
風景写真の基本は人工建造物は入れない、ということです。
人の手がついていない大自然の風景写真、見る側に回ったときも、その様な写真の方が圧倒的に心が動かされます。鉄塔や建物だけでなく、遠くに人影が写っているだけでもあっ、ちょっとな、と思ってしまいます。
ですが売れた写真は殆ど人工物が入っています。
いえ、人工のものばかりと言ってもよいくらいです。
つまり多くの方が求めている写真は、やはり人の手によって生み出されたもの、ということを感じているわけです。
そしてもう一つ。
売れた写真の7割近くが、海外旅行時に撮影したものです。海外旅行であっても一眼レフを持っていくわけで、最低限写真のクオリティはカメラのお陰で保つことができています。ただし、売れた写真の内、そこそこの割合で、最近のものではなく、結構前に海外旅行に行って、スナップ写真のレベルで撮った写真を買ってくださる方が現れています。
その当時は、フルサイズの一眼は持っていませんでした。
いえ、それどころか、初めてデジタル一眼を買ったものをずっと使っていましたから、画素数も小さいもので、画質のレベルで考えるとアドビストックでは通らないほどのものが含まれています。
現在保有しているフルサイズの一眼でRAWで撮影後、それを現像すると40MBくらいのファイルサイズになるのですが、それらの写真は1~3MBのレベルです。どれだけ小さいサイズの写真かお判りいただけるかと思います。
もしそれらの写真を大伸ばしにするとさすがにクオリティが・・・、ということになります。
ですが大昔のデジカメであっても、1,000万画素を超えているレベルものであれば、A4サイズ程度までの大伸ばしであえば耐えられる、と販売当時にも言われていました。
写真をプリントされる方のサイズは通常はサービスサイズ。
ちょっと大きな写真が欲しいな、という方でも2Lサイズでしょう。
そのレベルでプリントする分には本当に私が初めて購入したデジタル一眼でも全く問題ありませんでした。
そしてそれらの写真が実際ストックフォトのサイズで売れるのです。
皆様も是非、昔のサイズの小さい、低クオリティの写真では無理だから、と勝手に思うことなく、どんどん古い写真でも特に海外旅行時のものであれば登録申請されることをお勧めします。
とにかく登録数を増やすことが初めは大事です。頑張りましょう
今日の教訓:小さなサイズの昔の写真であってもどんどん登録申請してみよう!