■ストックフォトで稼ぐことを目指す!奮闘記#39

久々にアドビストックで購入してくださる方が現れました。1枚売れても収益としては微々たるものですが、買ってくださる、という方がいらっしゃるということはありがたいことです。感謝感謝。

とは言え、やはり私が撮りためる写真は殆どが風景写真ですから、なかなか売れません。自分の撮りたいものを取っているだけですから当然といえば当然のこと。

そのような中でやはり今回勝ってくださる方が現れた写真から感じることは、俗にいう風景写真の撮影テクニック、というか構図の決め方と、ストックフォトで売れる可能性の高い写真の構図は違うであろう、ということです。

今回お買い上げいただいたのはこちらの写真。

ストックフォトで稼ごう

まず風景写真の場合は、基本として人工物は限りなく排除する、という基本ルールといってもよい狙い方があります。あくまで自然のままを撮る、という意味では私自身もとても共感しています。故に、可能な限り人工物の入らない構図を探るのがまず手始めにすることです(レタッチによってあとから人工物を消し去る、ということもできようかとは思っていますが、個人的にはそれはあくまで奥の手であり、本筋としては、人工物が入らない構図を探すことが基本と思っています)。

ですが、この時はたまにはこのような写真も撮っておこうと思って構図を決めました。その時はストックフォトからすっかり遠ざかっていた時期でしたので、意図的にこのようなアングルの写真は興味を持ってくださる人がいるのではないか、などの考えは全くありませんでした。

ですが改めてみると、この場所を歩いてみたい、と思っていただける写真かどうか、という視点ではまずまずだったかな、と感じています。

また、わからないくらいと思いますが、木道の先には人が写っています。風景写真でよく言われることは人工物以上に人を入れないように撮りましょう、というアドバイスなのですが、その点にも反しているこの写真ですが、この木道にはやはり人がいるほうが雰囲気が出ます。とは言え、これ以上人が大きくなってしまうとモデルリリースが必要になってくるわけですから、素人に撮れる風景の中の人物写真となれば、このくらいが限界とも言えます。

実際はアドビストックの方がそのスタンスや甘目で、PIXTAの方がきついことは以前にもご紹介しました。実際今回ご紹介の写真よりも、個人的にはもっと良い雰囲気を伝えているな、と思える写真はPIXTAではモデルリリースが必要ということで採用してもらえませんでした。

しかしそうは言っても、その写真はアドビストックの方では採用されていても、今回勝ってくださった方はその写真ではなく(見つけてくださったかどうかは不明ですが)上記の写真だったわけです。

そこから言えることは、とにかくたくさんのアングル、シーンの写真を撮って登録申請することが大事、ということです。自分の好みとは当然他の方は違うわけですから、当たり前といえば当たり前のこと。

凝り固まったスタンスではなく、柔軟な発想と思考で様々な写真を撮る。

実はこれこそ腕を上げる基本中の基本でもあったりします。

このあたりにもストックフォトに取り組む価値がありますね。

今日も写真ライフ楽しみましょう。

今日の教訓:風景写真の場合、ストックフォト用の写真は捉え方を変えてみよう!

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