■ストックフォトで稼ぐことを目指す!奮闘記#38
前回、久々に大量の不採用通知を頂戴してしまいました、というお話をしました。一気に23枚もの不採用通知。審査をされた方にもご負担をお掛けしてしまったな、と申し訳なく思う気持ちもありますが、お蔭様でまた一つの経験を積み増すことができたことの方により感謝の気持ちを抱いています。
さて、今日は不採用23枚のうち、21枚は類似の画像があります、という理由だったことを前回お話しているわけなので、残りの2枚について触れておきたいと思います。
ただし、結論から申し上げますと、その理由については解明できていません。
その理由が何かと申し上げると、
「準拠していない画像」
という分類で、詳細説明として
「残念ながら、ニーズに合わないため、コレクションに追加することができませんでした」
となっていました。
Adobe Stock コントリビューターガイド
というものがアップされているのはご存じでしょうか。
一度は見ておくべきものと思っています。
しかしながら、こちらを見ても自分の写真の不採用通知の理由を見い出すことは簡単ではありません。
基本的には写真としてのクオリティと顧客のニーズに合った写真と判断されるかどうか、という点で自己分析を深めていくしかありません。
今回不採用になった2枚の写真はジャンルとしては星景写真に分類されるものです。
うち1枚は、山岳風景が少々でその上部にうっすら天の川が写り込んだもので、個人的には結構お気に入りの一枚になったものです。
もう一枚は紅葉風景と星景を合体させて写したもの。
実はその日の前後で満月だったために、星景写真と思ってシャッターを切ったところ、紅葉が昼間かと思うほどくっきり写り込んで驚いたことから夜の撮影が昼と同等の楽しみになった新たな経験をした中での作品でした。
同じようなスタンスで登録申請した写真で採用されたものもあります(正確には採用された数の方がだいぶ多かったです)。一つの例として上記に出しておきます。
残念ながら通常のPC画面で見る大きさでは、星景の部分はあまり星が写っているとは思えません。したがって、なかなか売れる写真というレベルには達していないでしょうが、画像を拡大(200%以上)してみてもらえば、それなりの数の星が写り込んでいることは感じていただけるかと思います。
審査する側の方にとっては、画像データを生でチェックして、その上100%等倍縮尺でピント等が合っているかまでチェックするのが基本のはずですから、上記の写真であればそれなりの数の星々が写り込んでいることは見てくださったはずです。
そうなると、不採用になったものは、紅葉部分の写り具合、というのが私自身の判断です。
ここにあげていないので、なかなか皆様にご理解いただくのは困難なのですが、紅葉部分がもっと暗く、ある意味夜の雰囲気はあるものの、商用写真としての価値、という観点で見るとダメ、ということなのだろう、という自己分析、自己評価です。
ストックフォトの基本はあくまでお客様が良い写真と思っていただけるかどうか、がポイント。
自己満足の写真では、審査で落ちてしまう可能性が高い、ということを改めて感じた今回の評価結果でした。
今日の教訓:不採用通知はしっかり確認しよう!