自分にとってのご褒美は何かを考える

バランスの大事さ

辛さに耐えて頑張る、その先には家族と楽しい海外旅行がある。こんな素敵な目標に向かって歩んでいる人、素晴らしいですね。誰もが応援したくなる人ではないでしょうか。とても頑張りがいのあることともいますが、そう簡単には成し遂げられないことですから、どうしても途中で挫折する危険性があります。

長丁場で何かに取り組む際のリスクですね。

それを避けるためにはどうしたらよいか。

それは無理をしすぎないことです。

あまりにこの目標だけで意識を集中させてほかのことを犠牲にしたのでは、心が折れてしまいます。

私を含めて多くの人はやはり弱い心を持っています。そこを忘れてしまうと途中リタイアになってしまう危険性が大ですので、注意しましょう。

半年くらいあれば他のすべてのことを犠牲にしてでも頑張ることができる、という人は多いかもしれません。でも1年となるとかなり困難でしょう。以前にも書きましたが、海外旅行に家族で行こうと思ったら、1年以上にわたる長期計画で考えないと多くの方にとっては実現可能性の低い白昼夢のようになってしまいます。

地に足の着いた夢とするためにも無理は禁物なのです。

だからこそたまには小休止も必要なのです。

折れない心

お金を貯めることが最大の課題として取り組む人であれば、ためた貯金を取り崩してしまっては本末転倒ですが、たとえばある月だけは毎月やっていた貯金をせずにそのお金で何かを買うとか、友人たちと飲みに行くとかして自分の満足度、日々の生活の充実度を高めておきたいのです。

何もかも犠牲にして家族のためにという精神は本当に素晴らしいのですが、長続きしなければせっかく立てた目標も未達成に終わってしまいます。

だからこそ心が折れないようにするために、自分と向き合い、自分が今その状態でいて本当に充実感を感じることができているか、それとももしかすると苦しいだけの毎日になっていないか、そういったことを振り返って自分自身のコンディションを確認しながら前に進んでほしいのです。

そのためには自分にとってのご褒美（但しささやかなご褒美ですよ）が何かを認識しておくことが大事なのです。

ロンドン　グリーンパークの休日

私の場合であれば、お酒を飲めない体質なので、そちら系の楽しみはまったくないもので、ささやかなご褒美は映画鑑賞ですかね。ビデオを借りてきて自宅で観ることもよくありますが、やはり映画館で見る映画は格別です。

時間を作ることが大変ですが、心の健康維持のために映画館で感動して涙を流す、ということがとても良い時間となっています。皆さんにとってのご褒美は何ですか。是非意識してみてください。