辛さと向き合う②

前回の続きです。

こんな話を聞いたことがありませんか。プロスポーツの選手になるのと社長になるのはどちらが簡単か。単純に比較して答えを出すことはできませんが、数だけを考えれば答えは明白です。

プロのスポーツ選手はいったい日本で何人いるのでしょうか。政府統計があるのでそれを見てみましたが、2万人に届かないのです。

その上、その中にはそのスポーツ選手として本業ではとても食べていけない人もかなり含まれています。

それに比べて日本における社長さんの数は何人いると思いますか。日本における企業の数は何と400万社以上あるのです。つまり社長さんの数は400万人以上。どうですか、この数の違い。少々驚きではありませんか。

プロスポーツ選手と会社の社長、どちらがなるのが大変かという単純比較は当然不可能ですが、数だけの比較でみると2万人対400万人、つまり社長になるよりはるかにプロスポーツ選手になる方が厳しい世界と考えることができます。

そしてこれらの人々は通常の人とはやはり違い、あえていばらの道を選んで進んでいる人なのではないでしょうか。

プロスポーツ選手の練習などで聞いたことがありませんか。体力的に限界でもうダメ、倒れてしまう、というような状態になってからことが本当の練習なのだ、という話を。

そこを突破した人がやはり栄光の舞台に上がっていく人たちであろうと思います。

では我々は目指すものは何でしょうか。もちろん色々ある中で、今このサイトでお伝えしたいことは家族で海外旅行というものです。このハードルはあなたにとってどれくらい高いものか、ということを考えていただきたいのです。

もしあなたが、お金を使う際に結構ためらいなく使っている方であれば海外旅行のハードルはかなり低いと考えてよいでしょう。出口を絞る、つまり節約をすればよいのです。お酒を飲みに行く回数を毎週1回入っている人であれば半分にする、つまり月に2回ですね。これだけでもう1万円の貯金ができるのではないでしょうか。

今の生活習慣を変えることは誰にとっても簡単ではありません。ですがこれは誰か他の人から指示されてその通りにやれば達成出来るというものでは全くありません。

自らが決意して、どうやれば達成できるかを考えて、その苦難の道を自らがあることが必要なのです。

自分の置かれた状況は、ほぼすべての人が自分では楽とは思えないのではないでしょうか。

でもそんなとき、スポーツの世界を思い出してみてください。高額年俸とい話や優勝選手のインタビューなどを聞いていると羨ましいという気持ちに多くの人がなると思います。ですがその裏にはどれだけの努力があったかを。

それと比べて今のあなたの直面している苦労はどうですか、本当に大変といえるものでしょうか。辛い思いをしているのはあなただけではありません。目標に向かっている人、上を目指している人は大なり小なり皆、苦労を背負っています。それらの人と一緒にともに階段を上って行きましょう。

ロンドンオリンピック