仕事だけの人生でよいですか？

人間にとって大事なこと

少々聞きたくない話をさせていただくのかもしれません。

海外旅行の楽しみをより味わい深くするためにと思って書き連ねていますが、旅行を楽しむためには人間、オンとオフその両方の時間に充実感を覚えることが大事になります。そのバランス及び対比ができてこそ、海外旅行の楽しさが倍加しますので、少々お付き合いください。

人が生きていくうえで、仕事を避けて通るわけにはいきません。仕事をして稼ぐからこそ日々の生活が成り立ちます。

しかし少し考えてみてください。あなたは1年365日、仕事だけの生活であったとしたら、人より多少お金を多くもらえるとしてもそんな生活を送りたいでしょうか。

ごく一部の経営者の方は、そのような生活をされても全く苦にならず、その結果として世界的に評価される実績を残されています。それはそれでものすごく素晴らしことですし、日本の発展のためにはそのような方が絶対にいてくれなければ困ります。

もしあなたがそのような方々の人生にあこがれるのであればそれはそれで素晴らしいこと、是非とも頑張っていただきたいと思います。

とはいえおそらくそのような方々がこのサイトを見ることはまずないでしょうから、ここではそのような方々は別世界の方であり、あくまで仕事と遊びの両立を図りたい方がほとんどであることを前提に進めたいと思います。

仕事をしている大多数の方は、だれか上司がいるわけですので、単に仕事の内容だけでなく、人間関係を含めて仕事において大なり小なりストレスを感じるものです。それはすべてが自分の思い通りにならないからですね。そして管理職になって結果を出す責任を負っている方になればなるほど、苦しい道を歩まねばなりません。

その結果として、どうしても一休みしたくなるのが人間の自然の摂理です。

オンだけでは伸びきったゴムの状態になってしまい、ゆとりがなくなってしまうということです。過労死まで至らずともうつ病あるいはその予備軍の人の多さからもこの状態にある日本人がいかに今多いことか。

積極的休養

だからこそ、積極的にオフの時間を作り出し、そこで心身の回復を図る必要があるのです。

どのようなオフの取り方でなければならない、と言うものは一切ありません。仕事あとの毎日の缶ビール1本、帰宅後の一杯の晩酌、こういうささやかなものでも良いでしょう。

友達とぺちゃくちゃおしゃべり、というのもよいかもしれませんね。いずれにせよ、それがあなたにとっての心地よいオフであるということが重要なのです。

ロンドン　ハイドパークの朝

そしてそのオフの取り方も自分だけのためにとどまらず、家族全体を巻き込んだものにできればそれは一層あなたの人生の色どりを増すことになると思いませんか。家族にとっての一大イベントを作ることができれば。

それが海外旅行であると筆者は思っています。海外旅行はお酒などとは違った記憶に残るオフの過ごし方です。

場合によってはストレスがかかる場面もあります。しかしそこで得られるものは、ボーっと家の中でごろごろしているような休日（それも大事なオフの過ごし方です。私はかかりつけ医にはもっと休みの日に家の中でボーとしていなさいと言われていますので）とは比較にならない、人生の厚みを増してくれるものだと私は思っています。

だからこそ、このサイトで情報をご提供したいと考えたのです。是非あなたはあなたの人生どのようなものにしていくか、考えてみていただければ嬉しい限りです。