イギリスは最強候補

海外に家族で夏休みに行こう、ここまで決まりました。

でもすでにこの段階でいろいろ起きているかもしれませんね。そうです、どこに行こうかという問題です。

何が目当てかによって行き先も大きく変わります。手軽に海外ということであればグアムやサイパンが筆頭候補でしょう。もう少しリゾート気分をとなるとハワイでしょうか。それ以外にもアメリカやヨーロッパまたまたタイやベトナムなどの東南アジア新興国。行きたいところは本当に山盛り状態ではないでしょうか。

ではなぜイギリスをお勧めするのか、それはこのサイト全体を見ていただくことによってお分かり頂けると思いますが、家族全員の満足度総合評価において、老若男女あらゆる世代を満足させられる場所だからです。

唯一の苦手は小さなお子さんでしょうか。ディズニーのようなテーマパークはありませんし、何よりも大人の対応を求められるところが多いので、お子さんとともに楽しむのであれば小学校高学年以上になっているとやはりよいですね。

子どもたちにとっての大人の世界の刺激

さて本題に行きましょう。家族で行く場合の難関についてです。

家族ですからいくら互いのことがよくわかっているとはいえ、基本的に子どもたちは親の都合に合わせるのは決して好きではありません。親の都合でショッピングばかりに付き合わせていたら、もうこんな旅行は二度と嫌、とういうことになってしまいます。かといってすべてを子どもの嗜好に合わせることもまた本末転倒です。

イギリスに行くのであればやはり日本とは違った大人社会の刺激を是非お子さんにも味あわせてあげてください。

たとえば高級ホテルのアフタヌーンティーなどはお勧めです。お父さんはジャケット&タイが必須になりますので、お父さん自身も肩が凝ってしまうかもしれませんが、日本でお茶を飲むのにドレスコードがあるところなどまずありませんよね。これが国際社会の一つのマナーと感じることができるだけでも海外旅行の価値はあると思います。

そういう場所であれば子どもたちにとっても知的好奇心を刺激することができますので、喜んでついてきます。我が家の娘が高級ホテルのアフタヌーンティを経験したのは高校生の時でしたが、是非またあそこに行きたい、と今でも言っています。

その上で有名観光地巡りはおとなであっても子どもであっても十分に楽しめると思いますので、あとは子ども自身が絶対に行ってみたいこと、やってみたいことを叶えてあげる計画を立てると良いでしょう。

そして最後にもう一つ、たとえ1週間旅行の予定を確保したとしても時間は全く足りません。あそこもここもとどうしてもなってしまいます。いかに諦めるか、ということも事前に家族で相談しておくことも大事です。

現地に行けば決してすべてが順調に行くわけではないですから。詰め込みすぎだけは厳禁。時間があれば行ってみよう、やってみようリストを作っておくと良いですね。

大きな観点で家族で行く海外旅行、お子さんと一緒であれば、いったいに何を感じて欲しいか、その点は是非意識して、皆さんの要望に叶う計画を立ててください。

そして何よりも、一歩下がって皆を見守ることはまず第一に大事なことですが、すべてを譲ってばかりで自分にストレスがかかりすぎてしまえばせっかくの楽しい旅も台無しです。主張すべき時はぶつかることを恐れずきちんと言う。たとえそれが原因で軋轢が生じたとしても悔いない。大きな意味での家族の思い出になるかどうか、という判断基準をもって対処してみてください。

是非家族だけの海外旅行の味わい、深めてくださいね。