地下鉄に乗って出かけましょう
ロンドンは大都会、市内と言っても簡単に回ることはできません。一つその地理的な感覚、距離感をつかむ術をお伝えしましょう。
地下鉄は距離に応じて料金が変わるのですが(当然ですかね、失礼しました)、その区分けをゾーンという形で設定しています。ゾーン1から5まであり、市内中心部はゾーン1です。
ですから有名観光地はゾーン1にありますから、あちこち見て回りたいと思った際にはゾーン1のワンデイ(1day)チケットを買うのが効率的ですね。しかしせっかくですからもう少し足を延ばしてみるとパッケージツアーではいかないような自分だけの旅行を作る楽しみが生まれてきます。
お勧めは、北と南でしょうか。
すみません、これでは何の事だかわかりませんね。
北の方では3か所。ショッピングと公園です。
南の方では2か所、有名なイベント会場と庭園です。
さて、もったいぶった言い方はやめて(失礼しました)、具体的な場所のご紹介に移りましょう。
ショッピングと公園
北の1か所目はカムデンタウンです。
そこにあるカムデン・マーケット。今でこそ日本でもショッピングモールがあちこちにできましたが、カムデン・マーケットはいったいいつからあるのか調べきれませんでしたが、買い物が苦手な私でも何とも楽しい雰囲気を味わうことができた場所です。
ここなら女性陣が行きたいと言ってもついて言ってよいかなと思っている場所です。ネットでもいろいろな情報が出ています。短時間で回るのは少々きついかもしれませんが、是非いろいろチェックしてみてください。
そしてショッピングであればもう少し北にあるハムステッドの町はハイソサエティーな雰囲気が味わえるところです。ハムステッド、英語のスペルが難しいので書いておきますね。Hampstead、覚えれば読めるのですが、書こうとすると難しいのです。
更にもう一つ。このハムステッドから少々奥に入り込んでいくという表現でよいでしょうか。ロンドン最大の公園であるハムステッド・ヒースがあります。
本当に大きな公園で、観光地巡りについでに訪れてみようと思っても残念ながらよくわからないかもしれません。
私の場合、このハムステッド・ヒースの端に歩いて5分くらいでいけるところに住んでいたこともあり、週末は時々出かけて散歩をしたりしていました。イギリスの人たちは本当に散歩が好きですし、夏場はピクニックで大勢の人がいる場所です。雰囲気だけでも感じに行ってみませんか。
テニスと花
さて、北はこのくらいにして南に行きましょう。
そうまずは目指すはウィンブルドンです。テニスの聖地と言われていますが、テニスコートがそう呼ばれているのではなく、地名がウィンブルドンなのです。
ウィンブルドン駅を降りて閑静な住宅街をしばらく歩くと見えてきます。大きなスタジアムが。願わくば、ウィンブルドンテニスが開催中に訪問できればベストですが、1年の内のたった2週間ですからなかなか日程を合わせることは無理でしょう。大会期間中でなければ博物館がありますので、行った友人の話ではテニス好きの人であれば相当楽しめるようですよ(ごめんなさい、私はいつも大会期間中に行っていたもので、博物館には入ったことないのです)。
そしてもう一つはキューガーデンです。正式名称はキュー王立植物園、2003年には世界遺産に登録され、2009年に創立250年を迎えています。ここの楽しみ方も人それぞれ色々あると思います。いずれにせよ自然の中でゆったり過ごすことができると思います。是非、日頃の都会の疲れをここで癒してください。
いかがでしょうか、ロンドン市内中心部から少し離れると移動には時間がかかりますが、少し違ったロンドンの雰囲気を味わうことができます。
是非さまざまな情報源からあなたの行ってみたい場所を見つけてくださいね。