是非アフタヌーンティ体験を

さて、ロンドンの食のお話の後編です。

前編ではスコーンのお話をしました。スコーンそして午後と言えば、何といってもお勧めはアフタヌーンティーです。

アフタヌーンティーは単に午後のお茶ではなく、ちょっとした社交の場で、食べ物も十分にサーブされるのです。スコーンだけでなく、サンドイッチが出てきますので、日本人であれば午後のおやつという感じよりも少々遅めのデザートまでたっぷりついた豪華なランチと言った方が良いでしょう。

パンが嫌いな人であれば無理でしょうが、そうでなければすべての方に滞在中に絶対一度は経験してもらいたいお茶の時間です。

そしてできればアフタヌーンティーは高級ホテルで予約を入れて楽しみたいものです。それなりの恰好(男性はジャケット&場合によってはネクタイも)が必要ですが、だからこそイギリスの上流階級の世界を垣間見ることができます。

ホテルリッツでのアフタヌーンティ

子供同伴で大丈夫ですので(子供の恰好はあまりうるさく言われません)、大人の雰囲気を味あわせるには非常に良い空間と思います。我が家の娘も中3のときに連れて行ったのですが、またあのアフタヌーンティーに行きたい、とよく言っています。それだけ日本では味わうことができない、良い時間だったのでしょう。

そのような場所にディナーで来ることができれば言うことありません。本当に優雅な時間を過ごすことができます。お財布に余裕のある方は是非お勧めです。

しかしここでは庶民的な食事をご紹介しておきます。

パブめしのすすめ

それは高級ホテルとは正反対と言ってもよい、パブでの食事です。

パブはイギリス人がビールを飲むところ、と多くの方が理解していると思いますが、確かにロンドンの繁華街ど真ん中ではそうです。ですが少し郊外に行けばそこはもう地域の人たちが集う場所、という感じになります。

そして夕食がリーズナブルな価格で食べられるある意味ファミリーレストランなのです。

イギリス パブでの夕食

出てくる料理は決して高級レストランのようにはいきませんが、気軽に手軽に食べることができかつ、外国旅行の楽しみを味わうにはもってこいの場所です。

日本でも最近は居酒屋に家族連れで行く人も増えたのでそれほど抵抗はないかもしれませんが、パブに子ども連れで行っても問題ありません(大声ではしゃいだりすればダメと言われるかもしれませんが)。そしてビール好きのお父さんであれば存分に楽しめると思います。とにかくいろいろな種類のビールがありますから。但し、基本的に完全に英語の世界ですから、ビールの注文の仕方などは事前に勉強していってくださいね。

それでは是非楽しいロンドンでの食事を。ボナペティ!