第4位に登場のケニア・サファリツアー。

ケニアってどこ?という方もいらっしゃるかもしれません。アフリカ中部にある国で、観光旅行ということで考えると、サファリツアーが私たちにはもっとも馴染みがあるでしょう。

そうはいっても、実際にケニアのサファリツアーに参加したことがある方となると今でもそれほど多くはないでしょうし、そもそもアフリカに興味を持つ方もまだあまり多くないかもしれません。


ですが、一人でも多くの方に、ケニア・サファリツアーの良さを知っていただきたいと思い、旅行記をしたためました。写真だけでも結構ですので、ご覧いただきたいと思います。

ケニア・サファリツアー10日間の豪華旅

人生の中で思い出として強く印象付けられる旅。

あなたは今までに何回そのような旅に出会われてきたでしょうか。

人にとって旅は、人生の節目となる大事なものだと思います。そしてそれは、国内旅行であってもとても思い出に残る良い旅ができるものではありますが、やはり海外、それも相当に遠い異国の地に行くことができれば、より一層強い印象を抱くことができるチャンスが増えるものではないかと思います。

今回ご紹介する旅は、アフリカのケニアです。

なぜケニアだったのか。動物への興味が当時あったわけではありません。良かったよ、という話を聞いたことはありましたが、他にも行きたいところは色々あって、ある時点までは特に強い思いがあったわけではありませんでした。しかしある映画が人生を変えたと言ってもよいでしょう。

その映画とはなにか。

“Out of Africa”という映画です。英語で観たわけではありません。字幕付き映画をレンタルビデオ屋さんから借りてきてだったか、友人から借りてだったかはもう記憶の彼方なのですが、この映画を見て、アフリカの大地の雄大さ、そしてそこに描き出されている動物たちの姿が目に焼き付き、どうしても本物を見てみたい、という思いが急にもたげてきたのです。その映画を見てから機上の人になるまでどれくらいの時間だったでしょうか。おそらく1年も経っていなかったと思います。いずれにせよ、ある年の8月の夏休み、ケニアに向けて旅立ちました。

日本からの直行便はありません。どこかで乗り継ぎをしていくことになります。フライトの時間だけでも16~20時間程度。途中の乗り継ぎでの待ち時間を入れると丸々1日かかるとみる必要があります。 はっきり言ってものすごく大変です。

ですが、その大変さを乗り越えてでも行く価値がケニア・サファリツアーにはある、と断言できます。特に、自然が好き、動物が好き、という方であれば絶対にいつか行って欲しい場所です。そして、できればある程度若いうちに。

それはなぜか。

体力勝負の旅になるからなのです。

私がその旅をしたのは30代前半。体力的には全く問題ない時期でした。妻も同様。でも二人ともへとへとになり、帰りのフライトでは、離陸後あっという間に記憶がなくなり、機内サービスも全く受けずに目が覚めた時は着陸間近、という状況に妻ともどもなりました。

二人とも、海外旅行に行くと、相当に歩きます。朝早くから夜までの行動量は相当なものだといつも思っています。ある時はホテルのフロントの人に、「本当によく君たちは出かけているね」と言われたこともあります。つまり部屋で休んでいる時間が全くない人々だね、ということです。その我々でも、このケニア・サファリツアーでは、想像以上にへとへとになりました。

もちろん、歳をとってしまったらもう行くべきではない、などと申し上げたいわけではありません。年齢に合わせた旅程の立て方はありますから、ご自身の体力に合わせたプランを立てたうえで、ぜひ訪れてください。

ではなぜ30代前半の私たちは、ヘトヘトになったのか。それはやはり海外旅行、という興奮が引き起こす疲労でしょう。そしてもう一つは、10日間というフルパッケージであったことも要因になっていると思います。

フルパッケージとは何か、というと、4つの国立公園すべてを回るツアーだったからです。その4つの公園とは、

・マサイマラ国立保護区

・ナクル湖国立公園

・アバーディア国立公園

・アンボセリ国立公園

の4つです。ナイロビで1泊した後、マサイマラ2泊、ナクル湖1泊、アバーディア1泊、アンボセリ2泊、そして後は機中泊(往復とも)での10日間ツアーです。ただし、当時はイギリス・ロンドンに住んでいたため、フライトは9時間程度の直行便。時差もほとんどないため、肉体的には乗り継ぎをして日本からほぼ丸々1日かけて訪問するよりもはるかに楽だったはずです。それでも、毎日、興奮、興奮の連続で、本当に素晴らしい旅であったこともあって、終わった時に疲労がどっと出てきたのだと思います。それが帰りのフライトの爆睡につながったということです。あとにも先にもフライトであんな爆睡したのはビジネスクラスに乗ったときでさえありませんので。

そんな旅の経験を皆様にシェアしたく、このさきお付き合いいただければ幸いです。ただし、実際に訪れたのは相当に昔の話ですので、動物については変わりないでしょうが、それ以外の部分は現在ではだいぶ変わっている可能性があります。その点はお含みおきください。

 

 さあではいよいよフォトサファリに出掛けましょう。

 まずは、いきなりですが最大の国立公園であるマサイマラから。


■マサイマラ国立保護区

 これらの写真を見ていただければもう説明不要でしょう。

シマウマにしてもキリンにしてもすべての人にとっておなじみの動物たちですが、すぐ目の前で野生の姿を見ることができるのです。それも国立公園に入ってすぐ。

いきなりテンション急上昇、という状態になったものでした。

 こんなことを言うと申し訳ないのですが、お猿さんも可愛らしい姿を見せてくれるのですが、ここでは残念ながら主役にはなかなか慣れません。なぜなら、それからしばらく奥に進んでいくと、もうこれらの動物に遭遇できてしまうからでした。

Buffalo

ビッグ5と呼ばれる動物たちがいます。

そのうちの一つ。バッファロー。

いきなりのようにご対面です。迫力が違いました。水浴びをした直後のようで、全身泥だらけ。まさに野生です。そしてあまり近づくことができません。望遠レンズ必携です。そう簡単には会えないバッファローですが、このあと何回も見ることができたのはラッキーだったかもしれません。

Thomson‘s Gazelle

バッファローの迫力と比べるとこちらは愛らしいやつです。トムソンガゼル。ピョンピョン飛び跳ねています。細い足ですが、走る姿はかっこよかった。

そしてこちらはドライバーが急に車を止めたと思ったら、すぐそばにいた小鳥。

車が近づいても逃げないのです。

きれいな色でした。

Lilac-Breasted Roller










そしてサファリツアー初日にして早くもこの光景に出会いました。

残念ですが、シマウマが餌食になっています。

ハゲタカの軍団に襲われている状態。

これも自然の摂理からすれば当たり前の光景ですが、いざ目の前で見るとちょっとした衝撃です。

そしてこれはハゲタカの仕業ではなく、ハゲタカはあくまでおこぼれ頂戴、の状況。真犯人はこちらです。

見事に獲物を後にした午睡、という状況です。

でもオスは警戒を怠らず、という感じなのですね。

初日からこちらもカメラのシャッター切りっぱなし、という状況でした。



2日目は、マサイ族の村に訪問も含めて、再びカメラのファインダーから目を離せない状況に。



Impala(インパラ)

トムソンガゼルと似ているのですが、わき腹に黒い線がありません。そして体も一回り大きいので初めて見ても区別は簡単でした。

そしてこのような光景にも。







Crocodile

これもあまりそばには行けません。やはりグロテスクであり、怖ろしさ、不気味さが伝わってくる情景でした。

そしていよいよ次の大物にも出会うことができました。

狩り真っ最中のCheetah(チーター)。

実はこの時、私たちの車はかなりそばにいたのです。でもまったく彼はそ知らぬふり。

次の写真を見ていただくとその光景想像していただけるのではないかと思います。

この後、獲物はやはり見つけられなかったのか、我々の車の前を悠然と横切っていきました。

因みに写真で影が映っているのは、車の天井が跳ね上がり、そこから顔を出している私たちの影です。

マイサマラ国立公園。ここだけでも十分にサファリを感じていただけるのではないでしょうか。



■ナクル湖国立公園

マサイマラから2つ目の国立公園として訪れたのがレイクナクル。

ここはフラミンゴです。

写真でお分かりいただけるように、大群です。

ですが残念ながら、映画のように飛び立つ姿、シーンを見ることは叶いませんでした。そしてあまり近くにも行くことができません。これだけの数を見ることができる感動はありましたが、最高潮というところにまでは行きつかなかったのは多少の心残り。また行きたい場所です。

そしてここではカモシカのような動物にも出会いました。ウォ―タ―バック。

こうやって動物の名前もどんどん覚えていくことができました。

Defassa Waterback

レイクナクルではフラミンゴを楽しみにしていたので、こんな感じで終わりかな、と思っていたら大間違いでした。

今回の旅での最大級の獲物と言ってもよい大型動物に出会うことになるのです。

それはこちら。

White Rhino

サイです。その中でもこのホワイトライノは絶滅寸前とのことでした。とても獰猛な動物とのことで、持っていた望遠レンズぎりぎりのところでこの大きさ。車もこれ以上は近づけることができないと、ドライバーさんも今までには見せなかった緊張感で、サイと車の距離を測り、そしていつでも発進できるようにエンジンもかけっぱなしでした。それ以外の時で、危険性が低いと判断できるときはエンジンを切って、ゆっくり撮影タイムを設けてくれていたので、こちらも緊張の中の観察&撮影、というのも、このサイとの出会いが忘れられない思い出になって理由なのでしょう。

レイクナクルでの思わぬ収穫でした。


■アバーディア国立公園

3つ目の国立公園はアバーディア。

ここでは、残念ながら、あまり大きな収穫はありませんでした。もうこれまでに相当の数の動物を見てきていることもあり、そう簡単には驚かなくなっている贅沢な状況だったというのがその理由なのですが、ここでのサファリは、ナイトサファリというものでした。

何かというと、ロッジに宿泊して、皆が寝静まった時に、突然ブザーが鳴るのです。

緊急事態か、というとそうではなく、見る価値のある動物がロッジの周りに来たよ、という合図を宿泊者にしてくれるサービスなのです。

いつそのブザーが鳴るかわかりません。皆、普段着のままベッドに入り、ブザーが鳴ると一斉に部屋から飛び出して、観覧室に向かうのです。

確か私たちが泊った夜は2度ブザーが鳴ったと記憶しています。

ヒョウが来た、と言っている人もいたのですが、残念ながら見ること叶わず。でも寝静まる前に、バッファローやゾウの群れが来てくれたこともあって満足した一夜でした。



■アンボセリ国立公園

いよいよ最後の場所、アンボセリに来ました。

ここは動物もさることながら、キリマンジャロがのぞめるロケーションです。

雪を抱いたキリマンジャロと動物、という一枚が撮りたいと願って待っていた最後の訪問地です。

どうでしょう。この1枚でお分かりいただけますでしょうか。最新鋭の機材を使えばもっとはっきり写るのでしょうが、当時の私の持つ機材と力量ではこれが精一杯。

でもゾウとキリマンジャロの光景、最後の最後で見ることができた時は大いなる満足感を感じることができました。

さて次は全く趣が違う一枚。

どうですか。

なかなかえぐい一枚ですよね。

ドライバーは全く気にせずこの場所で車を停めてくれました。当たり前の光景なのでしょうが、私たちにとってはやはり自然の驚異を感じる一瞬でした。


一方でこんなかわいらしい光景にも出会いました。

カワセミ(写真左)です。見事な空中一時停止をしていました。この後、下の水中に向けて獲物を取りに急降下していきました。

Pied Kingfisher                 White headed Buffalo Weaver

ちょっと長い名前ですが(写真右)可愛らしい小鳥でした。

そしてここアンボセリでは本当にたくさんゾウの群れに出会うことができました。

この1枚は、別のツアー客の車ですが、本当にこんなに近くにまで行くことができるのです。

そこで味わうことができる迫力、なかなか想像つかないとは思いますが、野生の動物の迫力を本当に感じることができるのです。

最後の1枚はこちら。ゾウの親子。ほほえましい光景でした。ゾウの周りにはゆったりとした時間が流れていたような気がしたのは私だけだったでしょうか。

いかがでしたでしょうか。

サファリツアーの雰囲気を少しでも感じていただければ幸いです。

昔は本当にハンティングをしていたとのことですが、動物保護の協定ができて以降はハンティングと言っても写真を撮ることを目的としたフォトハンティングに変わり、多くの観光客が訪れるようになったのです。

ただし、現在のケニアに関しては治安情報を心配される方もおられるでしょう。

首都ナイロビでテロが発生し大勢の死亡者が出たりしたなど、やはりそこは先進国とは違うリスクが存在することは間違いありません。

私たちが訪れた際にはそのようなひどい状況にはなかったため、ナイロビでマーケットに行ったり、街のレストランでランチをしたり、街頭で宝くじを買ったりと、完全に観光客行動をしていましたが、今であれば間違いなくそのような行動は控えます。

最後は自己判断しかありません。旅行会社ともよく相談した上で、決断していただきたいと思います。また日本のみならず、各国政府の治安・渡航情報も参照することもどうぞお忘れなく。



■サファリツアー全般について

最後にツアー全般についてのお話をしておきます。

外国人観光客が気を付けるべき筆頭は治安なのですが、その次は健康管理です。

異国、それもアフリカの地です。食べ物、飲み物には気を付けなければなりませんが、何よりも注意が必要なのはお水です。

一旦下痢になってしまうと、ツアーでの移動が相当な苦痛になると思います。水道水を飲む方は今の時代おられないと思いますが、飲み物についてくる氷も絶対避けるべきもの、の筆頭に挙げられます。サラダも要注意です。なぜなら水道水で洗っているから。お腹の弱い私は、ツアー中、一切サラダは口にしませんでした。基本的に熱を通したものだけ。飲み物も、氷なしで。ミネラルウォーターがなければコーラがいい、と当時は言われていました。

そこさえ気を付ければ、食事は突飛なものは基本的には出てきません。泊まるホテルは、ツアー会社にもよるでしょうが、基本的には外国人向けの5ツ星クラスのホテルばかりなので、洋食が中心。食べるものがなくて困った、ということは一切ありませんでした。

さて、健康管理がなぜ大事かというと、サファリツアー自体が汗をかくようなものでは全くないのですが、時間帯という問題があります。

ツアーは基本、動物が動き回る時間帯に行われます。日中は暑くて多くの動物は寝ている状態になるため、朝晩の動き回る時間帯が私たちの行動時間になるのです。

つまり早朝&夕方の時間帯の1日2回ツアー催行なのです。

多くの場所で朝は午前6時あるいは7時出発。夕方は午後5時ごろ出発という感じ。そして1回1~1.5時間近く車でぐるぐる動物がいそうなスポットを巡るのです。

そう、今、いそうな場所、と記しました。ここに動物がいる、などという定点があるわけではないのです。

そうなると、動物に出会えるかどうかは、ドライバーさんの腕次第、ということにもなってきます。ここがケニアにさえ行けば良い、とは必ずしも言えない難しさをはらむ点です。

大変幸いなことに、私たちのツアーのドライバーはこの道何年(何十年?)のベテラン。かつ、視力4.0(本人いわく)という人で、本当によく動物を見つけてくれました。

運転しながら、あそこに何か、という土煙などを見つけて、そこに向けて車を走らせてくれるのです。今でも名前を憶えていますが、写真に写っている彼がポール。

英語も堪能で、スワヒリ語もいくつか教えてもらうなど、一緒にいる1週間、とても親切に私たちを扱ってくれました。一緒の車で行動したのはイギリス人の新婚カップルをアメリカ人の親子。スワヒリ語を教わっていたのは私達だけでした。今でもスワヒリ語、簡単な挨拶だけですが覚えていますよ!

実はツアー中に、他の日本人観光客も見かけました。日本から来た人々が乗っているのだろうな、というバンでしたが、残念ながらその車の行くところはポールの運転する道とはずいぶん違うのです。素人目に見ても、その方角では動物には出会うことできないのではないの?という動き方をしている時もありました。

1回のツアーで動き回る時間はだいたい決まっています。

いかに効果的に、効率的に良いスポットを探し当てることができるか。ここにフォトハンティングの成果の違いが大きく出るように今でも思っています。

旅行会社とよく相談してこの点は大事にしてくださいね。

フォトハンティングというツアーを楽しむためには、カメラと双眼鏡は必携です。今であればカメラではなくスマホで撮影、ということかもしれませんが、無理とは言いませんが、きれいな写真を撮りたいと思ったら、やはりカメラと望遠レンズは持って行ったほうがよいでしょう。

因みにこの時私が持っていた望遠レンズは200mm(35ミリ換算)。一眼レフをキットレンズ付で購入するとカバーできる範囲です。ですので、お値段もそれほどではありません。この望遠レンズを持っていれば、ほぼ問題なく行けるでしょう。

ただし、こだわる方であればもう少し長い焦点距離の望遠レンズがあるとより楽しむことができます。実際私も300mmは欲しかった、と思いました。もし次行く機会があれば、200mm-400mmクラスの望遠ズームはやはり持っていくでしょう。

あとは撮影する枚数です。当時はまだデジカメが存在しません。つまりフィルムカメラの時代だったわけですが、36枚撮りフィルムを12本持っていきました。通常の方は海外旅行に1週間行くといっても、おそらく2、3本のフィルムを持っていく程度、もし足りなくなったら現地で買おう、という時代でした。

サファリのど真ん中でフィルムを買うことはできないので、多少多めに持っていこうとなっても、プロの方は別としてアマチュアが12本も持っていくのは異常ともいえる量です。

ですが、何とそれを使い切ってしまいました。

それだけ毎日のサファリツアーではカメラのシャッター切りっぱなし、ということです。

当時はフィルム代のみならず、現像、プリント代もかかります。さすがに何でもかんでもバシャバシャとは行きません。ここぞという場面に出くわした際にシャッターを切っていたつもりですが、それでも12本を使い切るシャッターチャンスとの遭遇。いかに刺激的な毎日だったかを想像していただければと思います。

そこから考えると、デジカメでフィルム代も現像代のことも気にしなくて済む今の時代であれば、おそらく1日で300~500枚くらいの写真を撮ることになるのではないでしょうか。

そうすると用意すべきは、バッテリーと記録メディア(カード)ということになります。バッテリーはホテルで充電できるでしょうが、万が一、ということを考えると、とても予備バッテリーは一つでは足りないと思います。

記録メディアも、今お持ちのメディアで何枚写真を保持できるか。普段は全くそのようなことは気にしないと思いますが、PCを持ち歩いて、都度ハードディスクにダウンロードする、ということをしない限り、相当に大きなメディアを持っていってもすぐにいっぱいになってしまうかもしれない、と考えておいてください。

私は今、一眼レフで64GBのメディアを使っており、このサイズであればまず1回、1週間の旅行でフルになってしまう、ということはないのですが、もしフォトサファリに行くのであれば、128GBを追加購入して持っていくでしょう。

少々専門的な話ですが、それはRAW撮影ではなく、JPEG撮影を前提としての話です。RAW撮影を多用する方であれば、上記の容量でも足りないかもしれません。どうぞご参考に。

さて、いよいよこの旅行記も最後になりました。

お土産についても少しだけ触れておきます。

写真では今一つ伝わらないかもしれませんが、動物の置物は今でも我が家に残っています。ソープストーンの加工品。大きなゾウはズシリと重いのですが、買ってよかった品物です。

そしてある時期から凝り始めたのが現地の切手の購入。これはお勧めです。4枚で約50円でした。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。ケニアのサファリツアー。海外、特に先進国の有名観光地はかなり行ったな、という方には本当にお勧めの地です。私は冒頭に記してように映画がきっかけで行きたいと思い、そしてこの地を訪れてからそれなりの趣味だった写真にすっかりはまり込んでしまいました。きっとあなたの人生にも大きな彩りを加えてくれるでしょう。

Von voyage!