■ストックフォトで稼ぐことを目指す!奮闘記#98
もうすでに何回か論じてきたことですが、改めて向き合わなければならないかな、と思いました。
何をか、と言いますと、PIXTAとアドビストックについてです。
春に撮った写真、ようやく整理、RAW現像が進み、真夏の時期になってしまいましたが、いつも通り、両サイトに登録申請を行いました。その数、10数枚。
そして結果は・・・
見事なまでに全くの正反対の結果と相成りました。
今迄にも何回もお伝えしてきたこのところの私自身の成績、傾向と完全に一致するのですが、
登録申請したものの採用率は
PIXTA:100%
アドビストック:0%
何と、今回は100対0です。
登録数1,000点を目標に取り組んできていますが、このところのアドビストックの採用率の低さによって、完全に足踏み状態です。
その間に、PIXTAの方は順調に採用いただいているため、何と現状ではその採用枚数がほぼ1.5倍に開いてしまいました。
PIXTAの方は登録枚数1,500枚が視野に入って来ました。
ですが、残念ながら、一時期ようやく動き出すのかな、と思っていたPIXTAでの販売の方が、ここ数カ月全く動かなくなってしまいました。
PIXTAの場合は、アクセス数が分かるので、その数字をチェックする限りは、動きがあるとは言えない一方、全く見られていない、というわけでもありません。
ですがなかなか実績につながらない。
一方でアドビストックの方は、わずかではありますが購入者が断続的に現れてくださっています。ロイヤリティの金額だけで見れば微々たるもので、正直お小遣いにもなりませんが、それでも買ってくださる方がいる、という事実だけでも、有難いですし、もう少し頑張ってみよう、と勇気づけられる気持ちにもなることができます。
そしてこのフォトストックに取り組むことで、写真を撮っているだけでも楽しいと言えるだけでなく、「1粒で2度おいしい」というお菓子のキャッチコピーではありませんが、撮った後にも楽しいことが待っている、という感覚を味わうことができます。
繰り返しになりますが、自分で気に入った写真がストックフォトで売れる、という確率はとても低いと感じています。やはりユーザーの気持ちに立った写真を現場でしっかりとっておくことが何よりも大事でしょう。
このところ、真夏なのに紅葉写真が少し出ました。
そしてそれは去年撮った立山黒部での写真。風景写真は可能な限り人工物は排除した構図を探しますが、その時に同時に、観光パンフで使うとしたら、自分が撮る人工物を一切排除したアングルではなく、あえて人工物が入った構図のものを欲しがるだろうな、と考えて特にロープウェイの写真は意識的に色々撮りました。
結果としてはそれで正解でした。
次回はそこをもう少し掘り下げてみたいと思います。
今日の教訓:買い手の立場に立ってどこに興味があるか考えながら撮影しよう!