■ストックフォトで稼ぐことを目指す!奮闘記#89
アドビストックで買ってくださる方が出たのですが、再びちょっとびっくりでした。
まず春に紅葉風景の素材を買っていただいたこと。
次は、この写真を選んでくださったのか、と自分の感覚とは少々違ったこと。
最後が、いただくロイヤリティがいつもより高額だったこと(これは購入者の方の契約プランが大規模ユーザーではなく、おそらく月当たり3枚のダウンロードユーザーの方)
という理由によるものです。
上記の写真なのですが、この場所への訪問が午後2時近くになり、逆光に近い感じで、RAWでの撮影状態は、実際の感覚よりもはるかにかすんでいる感じになり、そこから現像していく中でシャープさを出していったものでも上記の写真の出来栄えです。
とても私の技量では、その場で感じた空気感までは表現しきれません。
午前中の順光段階あるいはもっと時間が経ち、日が陰った後の時間帯の色合いであればまた違った雰囲気の写真になったはずですが(参考までに、朝一番で撮ったその場の雰囲気はかきのようになります。完全に順光なので人によってベタな写真なので面白みを感じないかもしれません)、とにかくその場で感じた圧倒的な絶景、それも周りには誰も人影が見えない中での独占感、というものは、あの場に立ってください、としか私には言いようがありません。
故に、自分にとってはとても思い出のある写真の一枚であることは間違いないのですが、購入してくださった方はどうしてこれを選んでくださったのだろう、と本当に直接お聞きしたいくらいです。
2枚の写真を改めて比べてみると、紅葉の色具合を感じるのであれば、朝一番の順光状態の方を選ばれると思います。
ですが、大自然の中に足を踏み入れている、という感覚をより求めるのであれば、そしてさらにこの場所を多少なりとも知っておられる方であれば、逆光であっても今回の写真を選ぶかなと考えるわけです。
また、朝一番の写真は誰でも行くであろう展望台の上から撮っているので、とてもありふれたアングルです。その一方で、購入してくださったもの、たいして時間はかかりませんし、あの場所であれば普通のスニーカーで十分ではあるのですが、一応、登山道の中で撮っているものです。だからこそ希少価値があったのかもしれません。
いずれにせよ、自分の中でこれぞ今回の1枚、という写真ではなくても登録申請をし、採用されれば、販売できる可能性が出てくる、ということです。
説明分はなくても、私の感じたものが購入してくださった方と共有できるものがあれば嬉しい限りです。
そしてさらにその場の空気感まで味わいたい、という方がいらしたら、ご案内したい場所の一つであることは間違いありません。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
今日の教訓:今日一番、と思える写真でなくても、どんどん登録申請をしよう!