■ストックフォトで稼ぐことを目指す!奮闘記#79
ますますわからなくなってきました。
いきなり何のこと?と思われた方も多いかと思います。
すみません、前回の流れで、アドビストックへの登録申請についての続きになっております。
今回も全滅かな、と実は弱気になっていました。
すると結果は何と全数採用。
どう考えても前回の霜柱の方が採用されてもよいのに、と思える出来栄えだったのです。
今回は、富士山の頂上にちょうど太陽が沈むシーンが見られる場所に、ちょうどのその時間帯に家族旅行で行く機会があって撮影することができました。
想定していたわけではないので、事前の勉強も不十分。三脚も車には積んでありましたが、手元になく、結果としてISO感度を上げての手持ち撮影。
更には、このような光景、久しく撮った記憶がないこともあって、露出レベルの適正値がわからない。段階露出は試みたものの、3段階でいくか5段階で行くかも迷いの中。
さらには1枚ごとのステップ数の差も1/3で行くか、2/3で行くか、それ以上で行くか。
そこも甘い判断で撮影時間に突入という状況でした。
その中から、RAW現像でそれなりに納得いくものに絞り込んで登録申請にこぎつけたのですが、正直、自分で見てもあまり感動が伝わってこない写真の数々、という状況でした。
まあ、腕試しと思って、どうせアドビストックでは却下だろう、という弱気の虫も頭をもたげていました。
提出した写真の数々は下記のものです。
現場ではそれなりの時間経過があるため、違う写真が撮れているだろうと思ってどんどんシャッターを切っていましたが、いざ現像の段階になると、それほどまでに違う感じがしない、つまり作者の意図が明確になっているとは言えない作品群、ということになってしまいました。
厳密に言えば、太陽は円弧を描いて日没を迎えることもあり、沈み始めと、富士山の陰に隠れてしまう太陽の場所はどんどん変化していきます。
初めのころはやや左側に偏ったダイヤモンド富士でしたが、完全に隠れる手前段階では頂上の真ん中でうまいことダイヤモンド富士の状態になってくれました。
しかし、写真を見る限りでは、その違いは表現できているとは思えず、なんとも似たり寄ったりの写真ばかりになってしまったな、という自己評価でした。
ズーム(トリミング)比を変えたり、構図を変えたり、といくつか思いつく対処はしていますが、いずれにせよこれはっ、という自信作は結局1枚も作ることができませんでした。とはいえ、今までのストックフォトの経験値から、お客様に出して恥ずかしくないレベルのものだけに絞り込んで登録申請をしたわけです。
結果として全数採用される、というちょっとしたサプライズ。
そしてそれはアドビストックだけでなく、PIXTAでも同様結果でした。
第一関門は突破という結果でした。この後はアクセスが集まるかどうか、そして実際に購入してくださる方が集まるかどうか、というまだまだ高いハードルが待ち構えていますが、そこは焦らず待ちたいと思います。
いずでにせよ、ダイヤモンド富士は今回初チャレンジでしたが、学びの多い撮影機会となりました。段階露出をはじめとして、次回はもっと様々なチャレンジをしたいと思います。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
今日の教訓:様々シーンの撮影機会を増やして、どんどん登録申請をしてみよう!