■ストックフォトで稼ぐことを目指す!奮闘記#74

前回、新しい機材(レンズ)を2年考えて購入した、というお話からスタートしました。しかし話はそこには全くいかずに、夜の紅葉撮影の話になってしまいました。

本題に戻りたいと思います。

涸沢で、満月の明かりのもとで撮った紅葉風景。

生涯忘れることのない感動を味わったのですが、実は少々悔しい思いもしていました。

もともとは星景写真を撮りたくて、夕食後に機材を持ち出し外に出たわけですが、この時紅葉も写したい、ということになって撮った写真は、前回の縦構図のものや、下記の横構図の写真に数多く向き合うことになりました。

撮影場所からきれいと感じる紅葉を入れるとなると、どうしてもこれらの写真のように空の部分があまり多くならないのです。

つまり、星景写真とは言え、星空の割合が決して多くない写真の数々を生み出すこととなりました。

もちろんその場ではそれが一番、と思って撮影しています。

下記のように星空が多い写真ももちろん撮っています。

ですが、この写真では、紅葉風景はありません。

つまり、広角側の画角の問題に直面しました。

わかりやすく言えば、もっと広角レンズが欲しい、ということなのです。

この時持っていたレンズは、標準ズームのレンズ。

メーカー純正の大三元レンズと言われる高級品ではあるのですが、いかんせん最新のものではなく、オールドレンズと言ってもよいくらい今は発売終了となっている古いレンズで、広角側が28㎜までしかないレンズです。

今の大三元レンズであれば広角側は24㎜です。この4㎜の違いはやはり感じざるを得ません。ですが、この時の情景からすれば、もっと広い範囲を狙える広角レンズが欲しかった、という状況でした。

星景写真を狙うようになって、20㎜のレンズを買おうかとずっと思っていました。しかし少々お値段が。また、20㎜で果たしてどれだけで広い範囲をカバーできるか、という思いもありました。

そして値段と重さを勘案してついに購入したのがこちらです。

14㎜の広角レンズ。

そしてなんと前面のレンズは球体がボコんと出ているもので、フィルターが一切使えません。

通称、出目金と言われているレンズです。

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実はまだこのレンズを購入して1度しか撮影ができていません。

購入してすでに2か月以上経つのですが、なかなか紅葉の季節も終わってしまい出かけることがなく、比較画像があまり用意できていないのですが、とりあえずテスト撮影と思って出かけた時に撮ったものがこのような感じです。

写真でどこまで伝わるか、何とも言えないものではありますが、実際にファインダーをのぞくと、この撮った写真以上に画角の広さを感じます。

もちろん、横を広く写し込むわけですので、ゆがんだ感じになることは否めません。

とは言え、魚眼レンズと言われる超広角レンズほどのゆがみが出るわけではなく、個人的感覚からすれば、十分に耐えられるもの、つまり実用性十分、と感じました。

そうなると、早くこの広角レンズを活かせる広い風景の場所に出かけていき、撮影を何度もしたい、ということになります。

ああ、次はいつ出かけられるかな・・・。

今日の教訓:たまには機材の追加購入でモチベーションアップを図ろう!

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