■ストックフォトで稼ぐことを目指す!奮闘記#70
久々にアドビストックフォトでご購入いただいた写真が出ました。
下記のものです。
サハラ砂漠で撮った写真です。
でもなぜこの写真なのかな、というのは、自分自身いまひとつピンと来ていません。個人的にはこのショットよりもほかにお気に入りのものがいくつもあるのですが、なぜかこれなのです。
さらにPIXTAでも同様にアップしているので、そちらで調べてみました。
何を調べたかというと、そう、アクセス数です。
すると、やはりこの写真のアクセス数は、他のサハラ砂漠関連写真に比べて、あまりアクセスは集まっていません。
もちろんそれ以外のテーマの写真と比べれば、まあまあのアクセスはありましたが、そうは言ってもその数値(アクセス数の)自体はたかが知れている、というレベルです。
そしてよく見ていただくとお気づきかと思いますが、この写真ではゴーストが発生しています。中央下部(右下方向)の場所です。
太陽が正面から上る構図ですので、フードをつけていても防ぐことはできません。よくオールドレンズを使うと出ると言われますが、この時使っているレンズは純正の大三元レンズと言われる大変高価なもの。プロも使っているようなレンズで、ゴースト・フレアの発生は殆どないと高い評価を受けていたレンズです(今は別用途のレンズを手に入れるため手放してしまいました)。Nikonをお使いの方であればお判りになると思いますが、ナノクリスタルコートという加工もされているレンズです。
ニッコールレンズテクノロジー | NIKKORレンズ | ニコンイメージング (nikon-image.com)
でも、この時はそのレンズであっても防ぐことはできませんでした。
一般に、よほどの作品意図がない限り、ゴーストやフレアは作品の中で排除すべきもの、という言われ方をします。
ですが個人的好みとしては、別に気にしなくてもよい、と思っています。出たら出た時、という思いです。
実際、それが出ている写真は、肉眼で見たものとは違う光景がそこには表れているわけですが、何となく味のある写真であるように思える時があるのです。
現実ではありえないじょうきょうですから、いかにも写真でしか見られないものです、という感じ。
ですので、ゴーストが入った写真であっても、私の場合は気にせずストックフォトの登録申請をしてしまいます。
そして実際、採用されます。
更にこうやって買ってくださる方もいらっしゃるわけです。
プロの芸術作品であれば別でしょうが、私たちの写真であれば、極端なものでなければゴーストやフレアは気にせずに、純粋に写真としてどう感じるか、という評価スタンスで自分の中でOKの作品は、どんどんストックフォトへの登録をするとよい、というのが私の考えです。
おそらく買ってくださる方も、その様な細部にこだわっておられないと思います。大事にすべきは全体のバランス、そして味わいということでしょう。
ゴーストやフレア、回避できるのであれば回避したほうがよいとは思っていますが、どうしても入ってしまった写真であっても、その理由だけでお蔵入りさせるのはもったいないです。ぜひご自身の感性でストックフォトライフを!
今日の教訓:ゴースト、フレアは気にせず全体感を大事にしよう!