■ストックフォトで稼ぐことを目指す!奮闘記#23
ここ2回ほど、登録申請した写真の不採用についての考察をしました。前回は、「アーチファクトの問題」というものを取り上げましたが、今回はそれよりもはるかに高い頻度で私が頂戴してしまう不採用理由について考えてみます。
その理由は何かというと、「技術的な問題」です。
私の場合、圧倒的にこの理由による却下が多いのです。そしてこれが一番厄介なのです。
なぜかというと、「画像が不採用となった理由 (技術的な問題など) については、次のページをご覧ください : https://www.adobe.com/go/stock-contributor-help_jp」
となっていて、そこからさらに深く探っていくと、
https://helpx.adobe.com/jp/stock/contributor/help/quality-and-technical-issues.html
という情報に行きつきますが、そこを読み込んでも、なかなか原則論はわかるのですが、個別の写真のついての評価がどのようであったかを掴むことは困難だからです。
それはあなたが考えること、と言われてしまえば当たり前のことですよね、ということしか言えなくなってしまう領域ということなのです。結局は自分で考え、解決していかなければいけない、と言うことになるわけですね。
私の推測では、この領域には構図も良し悪しも入ってくると思います。
そして被写体そのものがそもそも販売価値のあるものなのかどうか。
どう見たって売りもにはならないでしょ、という写真はさすがに登録申請したことがないので、商業的価値の判断はとても難しいところですが、それこそ公序良俗に反する作品は受け付けられない、という基本原則から拡大して考えていけば、商業的価値を意識することは当然のことでしょう。
私の中では、美しさ、も大事な要素かな、と思っています。
この「技術的な問題」で不採用になった写真の多くは、改めて事後に「美しさ」という観点で見直した際にはやはり基準レベルに達していなかったかな、と思うケースが多いのです。色合いだったり、構図だったり、くっきり度であったり、という感じです。
多くの人にいい写真、と思ってもらえない写真はやはりだめかな、という意識です。
そうなると、自分の感性を上げるしかなくなります。
美しい写真を撮る、そのためにそういう写真が取れる場所に行く、そしてそういう写真が撮れる腕を磨く、その両方が売れる写真を創り出していく上での最低限必要な要素かな、という意識です。
この「技術的な問題」という不採用理由は細かいあら捜しではなく、自分の腕を磨くための肥やしだよ、と思って次につなげることが大事と思って、この先の活動を続けていきたいと思います。
今日の教訓:「技術的な問題」という不採用理由から学ぼう!